下眼瞼手術後の注意事項
■ 手術後の姿勢
手術後1週間までは、睡眠時に首が折れ曲がらないように注意し、上半身を高くして頭が心臓より高くなる姿勢を保つと、むくみが早く引くのに役立ちます。
顔が天井を向くように仰向けの正しい姿勢でお休みください。手術後1週間以降は横向きで寝ても問題ありません。
■ 手術後の食事
基本的にすべての通常の食事が可能です。
■ 腫れの管理
手術後2〜3日間は腫れや内出血が徐々に強くなり、その後2〜4週間かけて徐々に落ち着いていきます。(個人差があります)
手術日を含めて術後3日までは冷やし、その後は温めてください。
(お渡しした冷温パックをご使用ください。温める場合は温熱アイマスクを使用するか、パックを電子レンジで約15秒温めてご使用ください。)
■ 傷の管理
泣いたり、まぶたを強くこする行為は回復に良くありません。
目に力を入れると出血する可能性があるためご注意ください。
結膜から手術を行うため、目やにや分泌物が増えたり、血が混ざって出ることがありますが、これは回復過程の一部です。処方された点眼薬をご使用ください。
処方されたテラマイシン眼軟膏を手術部位に1日2〜3回程度、清潔な綿棒で軽く塗ってください。
(塗りすぎないようにし、抜糸部分が乾燥しない程度で十分です。)
■ 洗顔・シャワー / メイク / アートメイク
抜糸するまでは手術部位を避けて、濡らしたタオルで顔を拭いてください。
洗顔は抜糸後から可能です。
(抜糸は通常5〜7日後に行い、患者様の状態によってご案内します。)
洗顔時は目元を強くこすらないよう注意してください。
アイメイクは手術2週間後から可能で、メイクを落とす際も目元に負担がかからないようにしてください。
まつ毛エクステやアイラインのアートメイクは手術1ヶ月後から可能です。
コンタクトレンズは手術1ヶ月後から装着可能です。
サウナは感染の恐れがあるため、手術後1ヶ月間は禁止です。
美容院では手術部位を避けてシャンプーサービスを受けてください。
ご自宅で髪を洗う場合は、顔(目元)にタオルを当てて首を後ろに反らし、目に水が入らないよう注意してください。
非切開の場合は3〜4日後、切開の場合は抜糸後からシャンプーが可能です。
シャワーは目元を避ければ当日から可能です。
■ 運動
日常生活は通常、手術直後から可能です。
軽い運動は術後2〜3週間後から、激しい運動は1ヶ月後から可能です。
■ 薬の服用
退院時に処方された薬は、手術後最初の食事の30分後から服用してください。
決められた時間に規則正しく服用してください。
薬を服用した後に下痢やアレルギーなどの症状が出た場合は、病院へご連絡ください。
術後1週間は、出血の原因となるためアスピリンやビタミンEの服用は避けてください。
■ 飲酒・喫煙
飲酒や喫煙は出血、傷の回復の遅れ、感染の原因となるため、手術後1ヶ月間は禁止です。
■ 経過
白目の部分が腫れる「結膜浮腫」が起こることがありますが、視力への影響はないためご安心ください。
内出血、白目の充血、結膜浮腫は2〜3週間ほど続くことがあります。
手術後の最終的な形は約6ヶ月ほどで安定します。
手術後はまぶしさを感じたり、目が乾燥して涙が出やすくなることがありますが、時間の経過とともに改善します。
目の周りの感覚が鈍くなる場合がありますが、数ヶ月かけて徐々に回復していきます。
結膜から下眼瞼手術を行った場合、溜まっていた血液が術後1週間前後に涙のように少量出ることがありますが、出血ではないためご安心ください。

