「最近、肌のハリやキメが気になってきた」「フィラーやボトックスとは違う、肌そのものを若々しくするケアを知りたい」——そんな方が今もっとも注目している施術のひとつがリジュランです。
リジュランとは、サーモン(鮭)のDNAから抽出したPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)を有効成分とする肌再生注射です。フィラーやボトックスのように形を変えたり筋肉を動かしたりするのではなく、肌そのものが本来もっている再生する力を引き出す「スキンブースター」に分類されます。
リジュランは、その主成分がサーモン由来であることから、俗に「サーモン注射」とも呼ばれます。
本記事では、韓国マイン美容外科(マイン美容外科)の形成外科専門医が、リジュランの成分・効果の仕組み・種類・費用の目安・ダウンタイム・経過まで、医学的な根拠をもとに、はじめての方にもわかりやすく解説します。
目次
リジュランとは?基本成分と特徴
本施術は、肌の内側から再生をうながす「再生型」のスキンブースター注射です。まずは、その正体である成分から見ていきましょう。
PDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)とは何か
リジュランの主成分はPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチドの略。DNAを細かく断片化した、肌の再生を助ける成分)です。難しい名前ですが、ひとことで言えば「肌の細胞に再生のスイッチを入れてあげる材料」とイメージするとわかりやすいでしょう。
PDRNには、傷ついた肌の細胞を立て直し、肌のバリア機能(外からの刺激や乾燥から肌を守る防御の働き)を整え、回復を後押しする力があることが、複数の医学研究で確認されています。
サーモンDNA由来の理由:生体適合性の高さ
「なぜ鮭のDNAなの?」と疑問に思う方も多いはずです。理由は、サーモン由来のDNAがヒトの肌となじみやすく、生体適合性(体になじみやすく、拒否反応が起きにくい性質)が高いためです。だからこそ、安心して肌に届けられる再生素材として世界中で使われています。
PDRNの分子量(粒の大きさのようなもの)は約50〜1,500kDaとされ、これは肌の奥の真皮層(肌のハリやコラーゲンを生み出す層)まで届きやすい、ちょうどよいサイズです。大きすぎず小さすぎないからこそ、必要な場所まで成分が行き渡るのです。
スキンブースターとしての位置づけ
ここで押さえておきたいのが、リジュランは「フィラー」や「ボトックス」とは目的がまったく違うという点です。フィラーはくぼみを物理的に埋める「補充型」、ボトックスは筋肉の動きをやわらげる「弛緩型」。これに対してリジュランは、肌そのものの再生力を高める「再生型」です。
リジュランの主成分PDRNは、サーモンDNAから抽出された生体適合性の高い物質で、分子量50〜1,500kDaという最適なサイズが、肌の奥(真皮層)への吸収を可能にします。
リジュランの効果:医学的根拠から解説
リジュランの効果は「なんとなく良さそう」ではなく、医学研究で確認されたメカニズムに裏づけられています。ここでは、その仕組みをやさしく解説します。
A2A受容体の活性化と成長因子の分泌
PDRNは、肌の細胞にあるA2A受容体(細胞の表面にある「再生のスイッチ」のような受け取り口)に働きかけることがわかっています。このスイッチが入ると、肌の再生に欠かせない成長因子(細胞の成長や修復を促すタンパク質)が分泌されます。
医学研究によると、なかでもVEGF(血管をつくるのを助ける成長因子)やFGF(コラーゲンをつくる線維芽細胞を元気にする成長因子)の働きが促され、肌の血のめぐりが良くなり、再生の土台が整うと報告されています(PDRNの肌再生メカニズムに関する研究(Molecules 2023))。
PDRNはA2A受容体を活性化することで、コラーゲン生成に不可欠な成長因子(VEGF・FGF)の分泌をうながします。
コラーゲン・エラスチン生成の仕組み
成長因子によって元気になった線維芽細胞(肌のハリのもとであるコラーゲンやエラスチンをつくる細胞)が活発に働くようになると、コラーゲンとエラスチンの生成が増えていきます。これが、肌のハリ・弾力・キメの改善につながる土台です。
私が患者様にお伝えしているのは、本施術は「外から足す」のではなく「自分の肌に育ててもらう」施術だということ。だからこそ、効果はゆっくりですが、より自然な仕上がりが期待できます。こうした働きの分子レベルの詳しい仕組みは、リジュランの原理と肌弾力効果を科学的に解説した記事でくわしくご紹介しています。
抗炎症・抗酸化作用と肌バリアの改善
さらにPDRNには、肌の炎症をしずめる働きや、肌老化の一因とされる活性酸素を減らす抗酸化作用も確認されています。あわせて、肌のバリア機能を立て直す働きもあるため、乾燥やゆらぎが気になる敏感な肌の方にも向いています。
リジュランの効果をより詳しく知りたい方は、リジュランの効果について詳しく解説した記事もあわせてご覧ください。
リジュランの種類:ヒーラー・I・S・HBの違い
PDRN注射には目的や施術部位に合わせて複数の種類があります。代表的な4タイプを見てみましょう。
リジュランヒーラー:もっとも一般的なオールラウンドタイプ
ヒーラーは、顔全体のハリ・キメ・乾燥など幅広い悩みに対応する、もっとも普及しているオールラウンドタイプです。「まずリジュランを試したい」という方の多くがこのタイプから始めます。
リジュランI・S・HB:部位別・目的別の使い分け
- I(アイ):目もとや涙袋など、デリケートな部分に向けた低濃度タイプ。
- S(スキン):肌表面のキメや毛穴の悩みに特化したタイプ。
- HB:ハリの底上げをより重視したいときに用いられる高濃度タイプ。
リジュランには目的別に4種類(ヒーラー・I・S・HB)があり、施術部位と肌の悩みに合わせて選択されます。
各タイプの濃度や向いている悩みなど、より正確なラインナップの違いは、リジュランヒーラーの種類(I・S・HB)の違いでくわしく比較しています。
マイン美容外科でのラインナップ
どのタイプが合うかは、肌の状態やお悩みによって変わります。マイン美容外科では、カウンセリングで肌の状態をていねいに確認したうえで、お一人おひとりに合ったタイプをご提案しています。各タイプの詳細はリジュランヒーラー施術の詳細はこちらからご確認いただけます。

韓国マイン美容外科でのリジュラン:値段と施術サイクル
「韓国リジュランの費用は日本と比べていくら違う?」——渡韓を検討している方が一番気になるポイントを整理します。
施術回数と推奨サイクル(1ヶ月間隔×3回)
本施術は1回で完結するものではありません。マイン美容外科では、1ヶ月間隔で計3回を一つの目安としてご案内しています。これは、肌の再生サイクルに合わせて少しずつ土台を育てていくためです。
リジュランの推奨施術回数は1ヶ月間隔で3回が目安で、効果を実感するまでには通常4〜6週間ほどかかります。
「効果はどのくらいもつの?」というご質問もよくいただきます。効果の持続には個人差がありますが、3回の施術を終えたあとは、おおむね数ヶ月〜半年ほどを目安に、定期的なメンテナンスを続けていくのがおすすめです。
日本国内との費用比較(目安)
日本国内のクリニックでは、全顔1回あたりおよそ7〜14万円が相場の目安とされています。韓国・マイン美容外科では、渡韓にかかる費用を含めても、トータルで比較しやすい料金感になるケースもございます。
ただし、料金はタイプや回数、肌の状態によって変わります。具体的な費用はあくまで目安ですので、正確な金額は無料カウンセリングでご確認いただくのがもっとも安心です。
渡韓するメリット:正規品・専門技術
韓国本院で施術を受けるメリットは、正規品が用いられること、そして症例数の豊富な専門医が担当することにあります。日本語スタッフが対応いたしますので、言葉の不安なくご相談いただけます。
ダウンタイムと施術の流れ・経過
「忙しいけれど、肌はきれいにしたい」という方にとって、ダウンタイムの短さは大きな魅力です。実際の流れと経過を見てみましょう。
施術時間・麻酔・当日の流れ(約15分・クリーム麻酔)
施術はクリーム麻酔を使用し、所要時間は約15分ほど。チクチクとした感覚はありますが、麻酔によって痛みはやわらげられます。お仕事や観光の合間にも受けやすい施術です。
施術後のエンボス(ボコボコ)はいつ消える?
施術直後は、注入した部分に「エンボス」と呼ばれる、虫さされのような小さなふくらみが現れることがあります。心配になる方もいらっしゃいますが、これは成分が肌になじむ過程で起こる一時的なもので、通常は数時間から長くても2日ほどで自然に落ち着いていきます。
リジュランのダウンタイムはほとんどなく、施術当日から日常生活が可能です。施術直後に現れるエンボス(皮膚の小さなふくらみ)は、通常数時間〜2日以内に消えていきます。
リジュラン施術後の経過(施術直後〜3回完了まで)
リジュランは、回数を重ねながら少しずつ肌の土台を育てていく施術です。目安となる経過を、段階ごとに整理しました。
- 施術直後:注入部位にエンボス(小さなふくらみ)が出ることがあります。
- 数時間〜2日:エンボスが自然に落ち着き、見た目はほぼ元どおりに。
- 約1週間:成分が肌になじみ、キメや肌のうるおいが感じられ始める方も。
- 約1ヶ月:次回(2回目・3回目)の施術を受ける目安の時期です。
- 3回完了後:肌の土台が整い、ハリ・キメの変化を実感しやすくなります。
経過には個人差があります。施術の流れをさらに段階的に知りたい方は、リジュランの施術の流れを段階別に解説した記事もご覧ください。
日常生活への影響と注意事項
施術当日からメイクや洗顔も可能ですが、当日の激しい運動・飲酒・サウナはお控えいただくのがおすすめです。施術後の過ごし方の詳細は、施術後のダウンタイムと過ごし方について詳しくはこちらをご覧ください。なお、まれに腫れや感染などのリスクが生じる可能性もあるため、気になる症状が現れた場合は副作用と対処法について専門医が詳しく解説した記事も参考になります。
こんな方にリジュランがおすすめ:適応と症例
では、リジュランはどんな方に向いているのでしょうか。具体的なお悩みと年齢の目安をご紹介します。
リジュランが特に向いている肌の悩み
- 毛穴の開きが気になる
- 肌のくすみ・乾燥が気になる
- 目もとや口もとの小じわが気になる
- 肌のハリ・弾力の低下を感じる
これらは、コラーゲンやエラスチンの減少が関わっている悩みです。本施術は肌の再生力そのものに働きかけるため、こうしたお悩みと相性が良い施術といえます。
目もと・涙袋が気になる方へ(リジュランI)
「目の下のちりめんジワや涙袋のハリが気になる」という声も多くいただきます。目もとは皮膚が薄くデリケートな部分のため、こうした部位には低濃度のリジュランI(アイ)が用いられるのが一般的です。目もと専用の使い分けについては、上でご紹介した種類の比較記事もあわせてご覧ください。
リジュランの適応年齢と肌タイプ
もっとも多いのは30代〜40代の方ですが、最近は20代後半から予防的に始める方も増えています。年齢別の効果や選び方については、年齢別に見るリジュランの効果でくわしく解説しています。なお、たるみが強く「引き上げ」を重視したい40代以降の方には、ウルセラ(HIFUリフティング)など、リフトアップを目的とした施術のほうが向くこともあります。
マイン美容外科の症例数と口コミ
マイン美容外科では、これまで多くのリジュラン施術を行ってきた実績があり、渡韓された患者様からも数多くの口コミをいただいています。日本市場では症例数や体験談が施術選びの大切な判断材料になりますので、ご不安な点は遠慮なくご相談ください。
「リジュランは効果ない」と言われる理由|現実的な期待値
インターネットで「リジュラン 効果ない」という声を目にして、不安に感じた方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、なぜそう感じる方がいるのかを、専門医の立場から誠実に整理します。
効果を感じにくい主な理由(回数不足・期待値・適応)
- 回数が足りていない:リジュランは1〜2回では肌の土台が育ちきりません。1ヶ月間隔×3回のサイクルを前提とした施術です。
- 期待値のズレ:フィラーのような即効性ではなく、時間をかけて肌を育てる「ゆるやかな再生型」のため、すぐの変化を期待すると物足りなく感じることがあります。
- 適応が合っていない:深いたるみや大きなシワは、再生型であるリジュランの得意分野ではありません。
リジュランは肌質・ハリの底上げには向いていますが、たるみのリフトアップや容量の補充を目的とする施術ではありません。
リジュランが向くケース・他施術がよいケース
「肌のキメ・うるおい・ハリを底上げしたい」という方には、リジュランはよい選択肢です。一方で、目的によっては別の施術のほうが適していることもあります。たるみの引き上げが目的ならウルセラ(HIFUリフティング)、ボリューム補充が目的ならフィラーやジュベルック、幹細胞系の再生ケアをお探しならエクソソーム(幹細胞由来スキンブースター)など、お悩みに合わせた選択肢があります。効果には個人差がありますので、まずはカウンセリングでご自身の肌に合うかどうかをご確認ください。
よくある質問(FAQ)
リジュランとはどんな施術ですか?
リジュランとは、サーモンDNA由来のPDRNを有効成分とする肌再生注射です。フィラーのように形を補うのではなく、肌そのものの再生力を高めて、ハリやキメを内側から育てていく「スキンブースター」です。
リジュランのダウンタイムはどのくらいかかりますか?
ダウンタイムはほとんどなく、施術当日から日常生活を送っていただけます。施術直後に現れるエンボス(小さなボコボコ)も、通常は数時間から2日ほどで自然に落ち着きます。
リジュランの効果はいつから実感できますか?
多くの方が4〜6週間ほどで肌の変化を感じ始めます。リジュランは即効性ではなく、1ヶ月間隔×3回かけて肌の土台から整えていく施術ですので、回数を重ねるほど実感しやすくなります。
韓国でリジュランを受けるといくらかかりますか?
費用はタイプや回数によって変わるため、詳細はカウンセリングでご案内しています。目安として、日本国内(全顔1回7〜14万円)と比べて費用対効果が高くなるケースもございます。
リジュランとジュベルック(Juvelook)はどう違いますか?
リジュランはPDRN(DNA断片)で肌の再生をうながす施術、ジュベルックはPLLA(ポリ乳酸)でコラーゲンを物理的に支える施術で、目的とメカニズムが異なります。くわしくはリジュランとジュベルックの違いはこちらをご覧ください。
リジュランは効果ないって本当ですか?
「効果ない」と感じる主な理由は、回数不足(3回のサイクル前提です)、即効性を期待した期待値のズレ、そして深いたるみなど適応外のお悩みに用いたケースです。リジュランは肌質・ハリの底上げには向きますが、たるみを引き上げる施術ではありません。効果には個人差があります。
リジュランの効果はどのくらい持続しますか?
持続には個人差がありますが、3回の施術を終えたあとは、おおむね数ヶ月〜半年ほどを目安に、定期的なメンテナンスを続けていくのがおすすめです。断定はできませんので、肌の状態に合わせてご相談ください。
リジュランは何回で効果を実感できますか?目の下にも使えますか?
多くの方は3回目以降で肌の変化を実感されます。目もと・涙袋のようなデリケートな部分には、低濃度のリジュランI(アイ)が用いられるのが一般的です。詳しいタイプ別の使い分けはリジュランヒーラーの種類(I・S・HB)の違いをご覧ください。
無料カウンセリングのご案内
「自分の肌にリジュランは合う?」「費用やスケジュールを知りたい」——そんな渡韓前のご不安は、どうぞお気軽にご相談ください。マイン美容外科ではLINEまたは公式サイト(jpmineps.com)から無料カウンセリングを受け付けております。日本語スタッフがていねいに対応いたします。
※ 本コンテンツは情報提供のみを目的としており、医療上の診断や治療に代わるものではありません。施術結果には個人差があり、副作用が生じる可能性があります。詳しくは専門医にご相談ください。
作成・監修:イ・ソンウク院長(形成外科専門医)|マイン美容外科・皮膚科|jpmineps.com



