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顎下唾液腺肥大の除去手術:ボトックスで効果がなかった方へ
そのお悩み、ボトックスでは解決できないかもしれません
「顎の下がぽっこりと膨らんで見える」「二重顎のようになってしまう」というお悩みを抱えていらっしゃいませんか?
このような症状に対して、多くの方がまずボトックス注射を試されます。しかし、顎下唾液腺肥大(あごしただえきせんひだい) が原因の場合、ボトックスだけでは根本的な改善が難しいことがございます。
マイン美容外科では、日本からお越しになる患者様から「ボトックスを何度も打ったのに、なかなか改善しない」というご相談を数多くいただいております。
この記事では、ボトックスの限界と、唾液腺肥大に対する根本的な解決策について、安心してご理解いただけるよう詳しくご説明いたします。

顎下唾液腺肥大とは?
顎下唾液腺肥大とは、顎の下に位置する唾液腺(だえきせん)が通常よりも大きくなり、外見上ふっくらと膨らんで見える状態を指します。医学的には「顎下腺肥大症(submandibular gland hypertrophy)」と呼ばれております。
主な症状
顎下唾液腺肥大には、以下のような特徴がございます。
顎の下部分が丸く突出して見える、正面から見ると顔が四角く見える、横顔では首と顎の境界線がぼやける、二重顎のように見えてしまう、お食事の際に唾液腺の部位に腫れを感じる、といった症状が挙げられます。
顎下唾液腺は、一日の唾液分泌量の約70%を担う重要な器官です。通常の大きさは約10〜15g程度ですが、様々な原因により肥大することがございます。

ボトックス治療の限界について
ボトックス注射は筋肉の動きを抑制する施術であるため、唾液腺そのものの肥大に対しては効果が限定的です。
ボトックスが効果的なケース
ボトックス治療が効果を発揮するのは、顎下の筋肉(二腹筋)の発達による突出、筋肉の緊張による一時的な腫れ、軽度の唾液腺機能亢進といったケースです。
ボトックスの限界
一方で、ボトックスには以下のような限界がございます。構造的な唾液腺肥大には効果が限定的であること、効果が一時的で3〜6ヶ月程度しか持続しないこと、根本的な原因の解決にはならないこと、そして施術を繰り返す必要があるため費用の負担が大きくなることです。
日本形成外科学会(JSPRS)の見解によると、構造的な唾液腺肥大の場合、ボトックス施術後も約60〜70%の患者様が満足のいく結果を得られていないとされています。これは、ボトックスが唾液腺自体の大きさを縮小させることができないためです。
唾液腺肥大が起こる原因
顎下唾液腺肥大の原因は多岐にわたります。正確な原因を把握することが、適切な治療法を選択するための第一歩となります。
遺伝的要因
ご家族に同様の症状がある場合や、個人の体質的特性、唾液腺の大きさの個人差などが関係していることがございます。
生活習慣に関連する要因
過度な飲酒、刺激の強い食べ物の摂取、ストレス、不規則な食習慣なども原因となり得ます。
医学的要因
慢性または再発性の唾液腺炎、唾石症(唾液腺に結石ができる疾患)、シェーグレン症候群、糖尿病、甲状腺疾患なども原因として考えられます。
薬の副作用
一部の抗うつ剤、抗ヒスタミン剤、血圧薬の長期服用が原因となる場合もございます。
正確な原因診断のためには、超音波検査やCT撮影などの精密検査が必要となる場合がございます。
根本的な解決策:唾液腺除去手術
ボトックスで効果が得られなかった場合、唾液腺除去手術(唾液腺部分切除術) が最も確実な解決策となります。この手術は、美容面と機能面の両方の改善が同時に期待できる効果的な方法です。
唾液腺除去手術の詳細については、マイン美容外科の唾液腺除去ページをご覧ください。また、手術の流れや切開法について詳しく知りたい方は「顎下唾液腺肥大の除去手術を詳しく解説」もご参考ください。
手術的治療法のメリット
根本的な解決として、肥大した唾液腺組織を直接除去するため、永続的な効果が期待でき、再発の可能性も非常に低くなります。
美容的な改善としては、顎のラインが明確になり、首と顎の境界がはっきりし、お顔全体の輪郭が調和のとれた印象に変わります。
機能的なメリットとして、過度な唾液分泌が正常化し、食事時の不快感が解消され、日常生活の質が向上いたします。

手術方法
顎下アプローチ法(Submental Approach) を採用しております。顎の下に2.5〜3cmの切開を行う最も一般的な方法で、傷跡は自然なしわのラインに隠れるため目立ちにくくなります。
唾液腺除去手術の詳細については、マイン美容外科の唾液腺除去ページをご覧ください。
手術の流れとダウンタイム
顎下唾液腺除去手術(唾液腺部分切除術)は、以下のような流れで進行いたします。
手術の流れ
手術前の準備(1〜2時間) では、全身麻酔または静脈麻酔を行い、手術部位の消毒およびドレーピングを実施します。神経損傷を防ぐための神経モニタリング機器も準備いたします。
切開および剥離(30〜60分) では、顎の下の自然なしわのラインに沿って切開し、唾液腺周辺の筋肉と神経を保護しながら、肥大した唾液腺の表層部分を除去いたします。
止血および縫合(20〜30分) では、精密な止血処理を行い、必要に応じてドレーンを挿入した後、層ごとに丁寧に縫合いたします。
ダウンタイム・回復過程
手術当日は2〜3時間の回復室での観察後、当日退院が可能です。冷湿布を開始していただきます。
術後1週間で抜糸となります。腫れのピークは3〜4日目頃で、この期間は柔らかいお食事をお召し上がりください。
術後2〜4週間で腫れが徐々に引いていき、日常生活への復帰が可能となります。通常のお食事もお召し上がりいただけます。
術後3〜6ヶ月で最終的な結果をご確認いただけます。完全に回復し、自然な顎のラインが完成いたします。
マイン美容外科では、アフターケアサービスを充実させており、日本にお帰りになった後も安心のサポート体制を整えております。
手術前に知っておくべき重要事項
手術が適している方
ボトックスなど非手術的治療で効果が限定的だった方、超音波検査で構造的な唾液腺肥大が確認された方、全身の健康状態が良好な方、仕上がりについて現実的なイメージをお持ちの方に適しております。
手術が適さない場合
感染や炎症が活動性の状態にある場合、血液凝固障害がある方、深刻な全身疾患をお持ちの方、口腔乾燥症の既往歴がある方は、慎重な判断が必要となります。
合併症・副作用について
経験豊富な専門医が執刀する唾液腺除去手術における合併症発生率は以下の通りです。
一時的な顔面神経麻痺が1〜3%、血腫が1〜2%、感染が1%未満、唾液腺嚢胞が1〜2%、口腔乾燥症は0.1%未満となっております。
これらの合併症はほとんどが一時的なものであり、適切な治療により完全に回復いたします。
手術前の注意事項
喫煙される方は手術の2週間前から禁煙をお願いしております。血液循環に影響を与える薬の服用を中止していただき、十分なカウンセリングを通じて、ご希望と仕上がりのイメージをすり合わせてまいります。精密検査により唾液腺の状態を確認させていただきます。
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 唾液腺を除去すると口が乾きませんか?
顎下唾液腺は唾液分泌に重要な役割を果たしますが、部分切除術の場合は唾液腺の一部のみを除去するため、口腔乾燥症のリスクは非常に低くなっております。残りの唾液腺(耳下腺、舌下腺)が機能を補完し、正常な唾液分泌が維持されます。術後の機能的な変化についてより詳しく知りたい方は「顎下唾液腺除去後の機能的な問題について」をご覧ください。
Q2. 手術後に再発する可能性はありますか?
唾液腺部分切除術後の再発率は1%未満と非常に低くなっております。残った唾液腺組織が再び肥大する可能性はほとんどなく、正しい生活習慣を維持すれば永続的な効果が期待できます。
Q3. ボトックスと手術、どちらを選ぶべきでしょうか?
ボトックスは筋肉性の問題に、手術は構造的な唾液腺肥大に適しています。正確な診断を通じて原因を把握した後、適切な治療法を選択することが重要です。ほとんどの場合、超音波検査のみで区別が可能です。
Q4. 手術費用はどのくらいですか?
手術費用は唾液腺肥大の程度、手術方法などにより異なります。正確な費用については、LINE公式アカウントでの無料カウンセリングを通じて、個別のお見積もりをご案内しております。
まとめ
顎下唾液腺肥大によるお悩みは、ボトックスだけでは解決できないことがございます。根本的な原因を正確に把握し、適切な治療法を選択することが、満足のいく結果を得るための鍵となります。
マイン美容外科では、日本からお越しになる患者様に対して、正確な診断と安全な治療をご提供しております。経験豊富な形成外科専門医による丁寧なカウンセリングで、あなたに最適な解決策をご提案いたします。
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免責事項
※本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスを代替するものではございません。手術の適否やリスクについては、必ず担当医師との直接のカウンセリングでご確認ください。手術結果には個人差がございます。
▶ もっと詳しく:唾液腺除去手術のすべて
監修:イ・ソンウク代表院長(形成外科専門医)


