広頸筋(こうけいきん)とは、胸の上部から下あごまで薄く広がる板状の筋肉で、首の表面のかたちを決めている層です。本記事は、この広頸筋を「手術で」どう扱うのかという外科解剖の解説です。ボトックスや筋トレが届く層と、手術でしか位置を動かせない層は別物であるため、まず首がどのような3層構造になっているのかから順にご説明いたします。
首のたるみのご相談では、「皮膚がゆるんだのだろう」とお考えになって来院される患者様が多くいらっしゃいます。ところが実際に触診してみますと、輪郭をくずしている主役が皮膚ではなく、そのすぐ下にある広頸筋であることが少なくありません。首のしわボトックスとフィラーのような注射は筋肉の「動き」に働きかける方法で、ゆるんで下がった筋肉の「位置」そのものを移し替えることはできません。
そこでこの記事では、首を表層・中間層・深層の3つに分けて整理したうえで、広頸筋がどこにあり、どのようにゆるみ、手術でどう締め直されるのかを、形成外科の教科書の記述をふまえてご説明いたします。
目次
広頸筋はどこにある?首の3層構造(表層・中間層・深層)
首は表層・中間層・深層の3層に分けて考えると、どの処置がどこに届くのかが整理できます。この区別がつくと、同じ「首のたるみ」に見えるお悩みでも、なぜ患者様ごとに手術の設計が変わるのかがご理解いただけます。
- 表層:皮膚・皮下脂肪・薄い線維膜 — 注射やスキンケアが届く範囲
- 中間層:広頸筋・広頸筋間脂肪 — 手術でしか位置を変えられない層
- 深層:広頸筋下脂肪・顎二腹筋・顎下腺・骨格 — 外から触っても分からない層

表層 — 皮膚・皮下脂肪・線維膜
いちばん外側にあるのが皮膚です。首の皮膚は顔の皮膚よりも薄く、動きの跡が細かい横ジワとして残りやすい部位です。その下に皮下脂肪があり、さらに薄い線維の膜が、中間層の広頸筋とゆるやかにつながっています。
スキンケア、引き締めを目的とした高周波ケア、ヒアルロン酸などの注入が働きかけるのは、おおむねこの表層までです。肌のきめや浅いシワには意味がありますが、その下にある筋肉の位置を動かすことはできません。
中間層 — 広頸筋と広頸筋間脂肪
中間層の中心にあるのが広頸筋です。皮膚のすぐ下に、一枚の薄いシートのように広がっています。左右の広頸筋のあいだには広頸筋間脂肪(こうけいきんかんしぼう・筋肉と筋肉の間にはさまった脂肪)があり、あごの下のふくらみの一部をつくっています。
広頸筋は骨にしっかり留められていないため、加齢で張りを失うと、そのまま下方へたわみます。この層は外からの刺激では位置が変わらず、手術で直接縫い縮めてはじめてかたちが変わる層です。
深層 — 広頸筋下脂肪・顎二腹筋・顎下腺・骨格
広頸筋よりも深い場所には、広頸筋下脂肪(こうけいきんかしぼう・筋肉の下にある脂肪)、顎二腹筋(がくにふくきん・あごの下を支える細い筋肉)、顎下腺(がっかせん・唾液をつくる腺)、そして下顎骨などの骨格があります。
深層は外から触れても判別しにくく、鏡を見ても分かりません。ここが前方に張り出している場合、表層の脂肪処理をいくら重ねてもあごの下は平らになりません。深層の脂肪処理の詳細は広頸筋下脂肪の除去で個別にご説明しております。
広頸筋そのものの構造 — 胸から下あごまで伸びる薄い板状の筋肉
広頸筋は胸の上部から下あごまで伸びる薄い板状の筋肉で、正中(まんなか)で左右に分かれています。表情をつくる筋肉の仲間で、口角を下げる動きや首の皮膚を張らせる動きにかかわっています。
- ひろがり:胸の上部(鎖骨の下あたり)から下顎骨・口角の周囲まで
- 厚み:数ミリにも満たない、シートのように薄い筋肉
- かたち:正中で左右に分かれ、あいだに隙間があることが多い
- 骨との関係:骨への付着がほとんどなく、ゆるむとそのまま下へたわむ

どこから始まり、どこへ向かう筋肉なのか — 正中で左右に分かれているということ
この筋肉は鎖骨の下あたりの皮下からはじまり、あごや口角の周囲へ向かって上っていきます。厚みは数ミリにも満たないほど薄く、手術の現場では「筋肉」というより「膜に近いシート」を扱う感覚に近いものです。
重要なのは、左右が正中でぴったり合わさっているわけではないという点です。多くの場合ここには隙間があり、その幅には個人差があります。隙間が広い方ほど、あごの下の輪郭はぼやけやすくなります。
「首にSMASはないのか」— 広頸筋は、顔のSMASがそのまま首へ続いたもの
よくある誤解として、「首には顔のようなSMAS(スマス・表在性筋膜=顔を支える筋肉と筋膜の層)が存在しないので、首の筋肉を締めても意味がない」という説明を見かけることがあります。これは正確ではありません。
首に顔と同じSMAS「層」が別個に存在するわけではなく、顔のSMASがそのまま首へ続いたものが広頸筋です。形成外科の教科書でも、SMASと広頸筋は同じ平面にあり、骨への付着がほとんどないと記述されています。
だからこそ、顔のSMASを締める操作は首の広頸筋にも直接影響します。顔と首を切り離して考えるのではなく、ひとつづきの面としてとらえることが、ネックリフト手術の設計の出発点になります。
なぜ縦スジ(広頸筋バンド)が浮き出てくるのか
年齢を重ねると、広頸筋の内側の縁がゆるんできます。正中で分かれた左右の縁が皮膚を押し上げるように前へせり出し、首の前面に2本の縦スジとして見えてきます。これが広頸筋バンド(プラティスマバンド)と呼ばれるものです。
話したり食いしばったりしたときだけ出る段階と、力を抜いていても出たままの段階があります。後者は筋肉の縁そのものが定位置からずれているため、動きを弱める方法では形が戻りません。なお、広頚筋という表記を目にすることもありますが、同じ筋肉を指しています。
広頸筋そのものを扱う必要があるのはどんな状態か — 層で切り分ける
同じ「首のたるみ」でも、原因が皮膚なのか、脂肪なのか、広頸筋なのかで、手術の設計はまったく変わります。ここでは自己判断のためではなく、診察で何を見ているのかをご理解いただくための考え方としてご説明いたします。
皮膚がゆるんでいる場合
皮膚の余りが主役の場合、首を横に向けたときに皮膚が「よれる」ように動き、あごの下を指で持ち上げると皮膚だけが薄く浮き上がります。余った皮膚をどこへ逃がすかが設計の中心になり、耳の後ろ方向への引き上げが有効です。ただし皮膚だけを引き上げても、下の広頸筋がゆるんだままであれば輪郭の支えは戻りません。
脂肪が多い場合
皮下脂肪や広頸筋間脂肪が多い場合は、あごの下がふっくらと丸く見え、つまむと皮膚と筋肉のあいだにやわらかい層があることが分かります。原因が脂肪だけであれば脂肪の処理でかたちが出ますが、深層の広頸筋下脂肪や顎下腺が前へ張り出している場合は、表層の処置をいくら重ねても顎頸角は鋭くなりません。
広頸筋そのものがゆるんでいる場合
縦スジが出ていたり、あごの下の面が支えを失って落ちていたりする場合は、筋肉そのものの問題です。脂肪を減らすと一時的にすっきり見えても、支えがないため再びたわみが目立ってきます。縁をそろえて縫い縮めてはじめて、かたちが保たれる状態になります。
ただし、どの層が主因かは見た目だけでは決められません。実際の適応判断は、触診と診察で層ごとに切り分けたうえでご案内いたします。
広頸筋形成術(プラティスマプラスティ)の4分類 — 術式は「どこをどう締めるか」で決まる
広頸筋形成術は、内側縫縮・外側固定・複合型・コルセット法の4つに大きく分けられます。これは商品のカタログではなく、「どの方向に、どの層を締めるとかたちが変わるのか」という機序の違いです。手術そのもののご案内は二重顎筋肉縛り(広頸筋形成術)のページにまとめております。
内側(正中)縫縮 — 左右に分かれた縁を真ん中で合わせる
広頸筋縫縮術、いわゆる顎下筋肉縛り(筋肉縫縮/プラティスマプリケーション)のうち、もっとも基本となるのが内側縫縮です。正中で分かれている左右の広頸筋の内側縁をそろえ、縦方向に縫い合わせて一枚に戻します。
縦スジは左右の縁が離れていることで生じるため、その縁を中央で合わせるとスジの原因そのものがなくなります。同時に、あごの下がハンモックのように支えられ、輪郭が内側から持ち上がります。

外側(ラテラル)固定 — 側方に引いて胸鎖乳突筋の筋膜に留める
外側固定は、広頸筋を後上方へ引き、胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん・首の横を斜めに走る太い筋肉)の筋膜に留める方法です。あごから首にかけてのラインを、斜め後ろへ引き上げる働きをします。
正中を開かずに行えるため、皮膚のゆるみが主体で、縦スジがまだ強くない方に向きます。反対に、正中の隙間が広い場合は、外側だけを引いてもスジが残ることがあります。
複合型 — 内側と外側を組み合わせる
複合型は、正中で縁を合わせたうえでさらに側方へ引き上げる方法です。前方の支えと後方への引き上げを同時につくるため、たるみが広い範囲におよんでいる場合の選択肢になります。そのぶん剥離する範囲が広がるため、どこまで広げるかは、得られるかたちの変化と体への負担のつり合いで決めていきます。
コルセットプラティスマプラスティ — 2〜3層の多層縫合で1枚の膜に戻す
コルセットプラティスマプラスティは、分かれた左右の広頸筋を2〜3層に重ねて縫い合わせる方法として、首の若返りを扱った形成外科の教科書に記載されています。コルセットのひもを順に締めていくように、縫合線を重ねていくのが特徴です。
多層で縫うと、1本の縫合線にかかる力が分散します。そのため、1層だけで縫う場合に比べて縦スジが再発しにくいと考えられています。左右に分かれていた筋肉が、1枚の連続した膜として、ふたたび働くことを目指す考え方です。
どの方法を選ぶかは、広頸筋のゆるみ方と皮膚の余り方の組み合わせで決まります。術式の全体像と選び方はネックリフトの種類と選び方でご確認いただけます。さらに詳しい医学文献をお探しの方は、プラティスマプラスティに関する医学文献(PubMed)もご参照いただけます。
顎頸角(あごと首の角度)が決まる力学 — 数字で見る首の解剖
顎頸角(がくけいかく/cervicomental angle)とは、あごの下縁と首の前面がつくる角度のことです。この角度が鋭いほど、あごと首の境目がはっきりして見え、鈍いほど「たるんで見える」ことになります。
鈍角の顎頸角がなぜ「首のたるみ」に見えるのか
あごの下から首の前面までがゆるやかな坂のようにひとつづきになると、顔と首の境目が視覚的に消えます。皮膚のシワの数よりも、この境目があるかどうかのほうが年齢の印象を左右します。
教科書には、正中を開いて行う(開放式)首の若返り手術の流れが、次の4つの段階として示されています。それぞれの段階には、次のような意味があります。
- 正中で開く — 左右に分かれた縁を見えるようにし、深い層へ入る通り道をつくる
- 脂肪を取り除く — 広頸筋間・広頸筋下の脂肪を減らし、締めたときの厚みを整える
- 縦方向に縫い合わせる — 分かれていた縁を合わせ、1枚の支えに戻す
- 下方で水平に部分切離する — 筋肉が上へ移動できるようにし、あごの下の角を出す
下端を少しだけ自由にしておくと、筋肉全体が上へ持ち上がり、あごの下の角がはっきりします。角度をつくっているのは皮膚ではなく、その下の筋肉の位置だということです。

教科書が示す「皮膚は切るほど良い、ではない」理由
さらに同じ教科書の図では、鈍角だった顎頸角がきれいなラインに変わると、三角形の斜辺は2辺の合計より短いという理由から、首の皮膚はむしろ「より多く」必要になると説明されています。
丸くゆるんだ状態では、あごの下から首までが最短距離でつながっています。角度が立ち上がると、皮膚はあごの下をいったん奥へ入ってから首の前面へ降りる経路をたどるため、必要な長さがかえって増えるのです。
この理屈を知らないまま余った皮膚を大きく切除すると、首が突っ張って不自然になり、後から戻すことができません。筋肉を締める手術で皮膚の切除を控えめにするのには、解剖学的な理由があります。
切開位置と手術の流れ — なぜその場所を切るのか
広頸筋は皮膚のすぐ下にありますが、正中を開いて中央で縫い合わせるにはあごの下から入る必要があります。切開の位置は、傷を目立たせないためだけでなく「どの層にどの角度で届きたいのか」で決まります。
顎下(サブメンタル)アプローチ — 顎下のシワの3〜4mm程度後方
顎下の切開は、顎下のシワ(顎下溝・あごの下にできる横方向の折れ目)の3〜4mm程度後方に置きます。シワの線そのものの上に置くと、傷が溝に引き込まれて凹んで見えやすくなるためです。
長さは数センチほどで、ここから正中の処置を行います。左右を開いて内側縫縮を行い、広頸筋間脂肪と広頸筋下脂肪を必要な量だけ取り除きます。脂肪の処理にはカニューレを用いるほか、深い層は直視下で確認しながら調整します。
耳後(じご/ポストオーリキュラー)アプローチ
耳の後ろから髪の生え際に沿って置く切開です。ここからは首の側面の剥離と、広頸筋を後上方へ引き上げる外側固定、余った皮膚の処理が行えます。髪に隠れる位置のため傷が目立ちにくく、皮膚のゆるみが主体の方に向きます。小切開で範囲を限定する場合はミニネックリフトと呼びますが、扱える層の深さが変わる点は事前にご説明いたします。

複合アプローチと、SMAS→広頸筋という手術の順序
顎下と耳後を組み合わせると、前方の支えづくりと後方への引き上げを同時に行えます。フェイスリフトと同時に行う場合は、ここで順序が問題になります。
同じ教科書では、顔のSMASの操作を1番目、首の広頸筋形成術を2番目に行う順序が推奨されています。先に広頸筋を固定してしまうと、筋肉がその場に留まってしまい、SMASを引き上げても頬や首の脂肪を再配置できなくなるためです。
順序が結果を左右するのは、顔と首の層がひとつづきにつながっているからです。麻酔は局所麻酔と静脈鎮静(セデーション)を基本としてご案内しております。手術全体のご案内は首のシワ・ネックリフトのページをご覧ください。
手術後、広頸筋が安定していくまでに体のなかで起きていること
回復については日数が気になるところですが、体のなかで何が起きているのかを知っていただくほうが、術後の過ごし方のご理解につながります。
縫い縮めた筋肉が新しい位置になじむということ
縫合した広頸筋は、糸で留められたまま、周囲の組織と線維性に癒着しながら新しい位置で安定していきます。糸がかたちを保っているあいだに、体が「この位置が本来の位置だ」と認識し、組織をつくり直していくイメージです。
この期間は、首を強く伸ばす動作や、あごを大きく突き出す姿勢をお控えいただきます。枕の高さを少し上げ、首が反らない姿勢でお休みになると安心です。
むくみ・腫れが引いていく順番
手術で剥離した層にはいったん体液がたまり、あごの下から首の前面にかけて張った感じが出ます。下の方に落ちてくるように見えることもありますが、これは層と層のすきまを水分が移動しているためです。
圧迫ケア(圧迫バンド)は、縫い縮めた層と皮膚のあいだに余分な隙間が残らないようにする目的で行います。落ち着いてきた段階では、必要に応じて高周波ケアを組み合わせます。回復の進み方や仕上がりには個人差がございますので、経過は診察のたびに確認しながらご案内いたします。
リスクと限界 — 解剖学的に「できること・できないこと」
すべての手術に伴う一般的なリスク
広頸筋を扱う手術では、次のような変化が生じる可能性があります。首はよく動かす部位のため、しばらくは動かしたときの引きつれ感を自覚されることがあります。
- 腫れ・むくみ(剥離した層に体液がたまることによるもの)
- 内出血(時間とともに色が薄れていきます)
- 引きつれ感・違和感(首を伸ばしたときに出やすいもの)
- 炎症・出血・感染などの副作用
経過には個人差がございます。気になる変化があった場合は、ご自身で判断なさらず早めに当院までご連絡ください。
広頸筋を締めても変わらないもの
皮膚の質そのもの(きめ・色・浅い横ジワ)は、広頸筋を締めても変わりません。働きかけている層が違うためです。肌質への対応が必要な場合は、手術とは別の方法を組み合わせて考えます。
骨格由来のあごの後退も、筋肉の処理だけでは補いきれません。あごが後ろに下がっていると顎頸角の立ち上がりには限界があり、別の設計が必要になる場合があります。すべての手術には一定のリスクが伴います。
広頸筋とネックリフトについてよくあるご質問
広頸筋とはどの筋肉ですか?首のどこにありますか?
広頸筋は、胸の上部から下あごまで薄く広がる板状の筋肉で、首の3層構造のうち中間層にあたります。皮膚のすぐ下にあり、首の表面のかたちを決めている層です。骨にしっかり固定されていないため、張りを失うと下方へたわみやすい性質があります。
首にもSMASはあるのですか?
「首にSMASはない」という言い方は正確ではありません。広頸筋は、顔のSMASがそのまま首へ続いたものと考えられており、別々の層ではなくひとつづきの面です。だからこそ顔を引き上げる操作は首にも届きますし、首だけを切り離して設計することもできません。
広頸筋のたるみはボトックスや筋トレで改善できますか?
注射で和らげられるのは筋肉の「動き」までで、ゆるんで下がった筋肉の「位置」そのものを戻すことはできません。縦スジが力を抜いた状態でも出ている段階では、手術で縁を縫い縮める必要が出てくる場合があります。どちらが向いているかは状態によって異なりますので、首のしわボトックスとフィラーもあわせてご覧のうえ、診察でご相談ください。
なぜコルセットプラティスマプラスティは縦スジが再発しにくいと言われるのですか?
縫合線を重ねることで、1本の糸にかかる力を分け合えるからです。1層だけで縫うと力が一か所に集中し、時間が経つにつれて縁がふたたび離れやすくなります。ただし再発のしやすさは筋肉のゆるみ方や皮膚の状態にも左右されますので、経過には個人差がございます。
フェイスリフトと広頸筋形成術は同時に受けられますか?順番はどうなりますか?
同時に行えます。順番は「顔が先、首が後」で、形成外科の教科書でもこの2段階の順序が推奨されています。首を先に固定してしまうと筋肉が動かせなくなり、顔を引き上げても脂肪を移す余地がなくなるためです。適応や組み合わせは首のシワ・ネックリフトのページもご参照ください。
顎下の脂肪吸引だけでは不十分なのはどんな場合ですか?
脂肪を取っても支えが戻らない場合です。縁がゆるんで縦スジが出ている首では、脂肪だけを減らしても一時的にすっきり見えるだけで、やがてたるみが戻ってきます。あごの下の奥にある脂肪や顎下腺が前へ張り出しているときも、皮下の吸引だけでは平らになりません。奥の脂肪については広頸筋下脂肪の除去で詳しくご説明しております。
首のラインのお悩みは、まず解剖から確認いたします
首のたるみは、皮膚・脂肪・広頸筋のどの層が主因かによって、必要な手術がまったく変わります。鏡を見ただけでは層の切り分けはできませんので、触診と診察でひとつずつ確認していくところから始めます。
マイン美容外科・皮膚科では、日本語スタッフが最初のご相談から手術後のご連絡まで対応しております。カウンセリングは無料で、その場で手術をお決めいただく必要はございません。まずは、ご自身の首がどの状態にあたるのかを知っていただければと思います。
ご相談・ご予約は +82-2-516-1175 まで、または首のシワ・ネックリフトのページからお問い合わせください。
作成・監修:マイン美容外科・皮膚科 代表院長(形成外科専門医)/最終更新日:2026年9月20日
※ 本コンテンツは情報提供のみを目的としており、医療上の診断や治療に代わるものではありません。施術結果には個人差があり、副作用が生じる可能性があります。詳しくは専門医にご相談ください。
