鼻手術後の注意事項

1.手術後の姿勢

  • 1)手術後1週間までは、就寝時は首に負担がかからないよう注意し、上半身を高くして頭を心臓より高い位置に保つと、腫れが早く引きやすくなります。
  • 2)横向きやうつ伏せは避け、仰向けでお休みください。

2.手術後の食事

  • 1)基本的に通常の食事は可能ですが、刺激の強い食べ物は鼻水が出て不快感が生じることがあります。熱い食べ物や辛い食べ物は避けてください。

3.腫れの管理

  • 1)手術後2〜3日間は腫れや内出血が徐々に強くなり、その後2〜4週間かけてゆっくり引いていきます。回復には個人差があります。
  • 2)手術当日を含めて術後3日間は冷却、その後は温湿布を行ってください。
    (お渡ししたアイス/ホットパックをご使用ください。温湿布は、蒸気アイマスク、またはパックを電子レンジで約15秒温めて使用できます。)

4.傷の管理

  • 1)鼻の上のテープや固定用のガーゼは、自己判断で外さないでください。
  • 2)鼻の中のコットンは1〜2日後に除去します。(鼻中隔延長術を行った場合、コットンは3〜4日間装着します。)
  • 3)抜糸の時期は手術方法により異なりますが、
    • 鼻先:7日目 • 小鼻縮小部位:5日目~7日目
  • 4)鼻の中のかさぶたや傷は、無理に取ったり触ったりしないでください。
  • 5)ベタジン(ポビドンヨード/赤い消毒液)で、1日2回鼻の中を消毒してください。
  • 6)耳のテープは3〜4日目の来院時に除去し、抜糸は7日目に行います。
  • 7)耳の固定装具は必要であれば7日目にお渡しします。1か月間、就寝時や耳が圧迫される状況では必ず着用してください。
  • 8)骨切り手術を行った場合、固定用のプレートを装着し、7日目に除去します。
  • 9)一般的な鼻手術の場合、ガーゼを装着し、3〜4日目に除去します。

5.洗顔・シャワー/化粧/アートメイク

  • 1)固定やテープは抜糸が終わるまでは、手術部位を避け、濡れタオルやウェットティッシュで拭く程度にしてください。
  • 2)鼻柱(鼻の中央部分)の抜糸をした翌日から、鼻周りの洗顔・化粧が可能です。洗顔時は強くこすらず、力を入れすぎないようやさしく洗ってください。
  • 3)サウナは感染の恐れがあるため、1ヶ月間はお控えください。

6.運動

  • 1)日常生活は基本的に手術直後から可能です。軽い運動は術後2〜3週間後から、激しい運動は術後1か月後から可能です。
  • 2)約3か月間は、鼻に物理的な力が加わらないようご注意ください。

7.薬の服用

  • 1)退院時に処方された薬は、手術後最初の食事から30分後に服用し、決められた時間に規則正しく服用してください。服用後に下痢やアレルギー症状が出た場合は、病院へご連絡ください。
  • 2)術後1週間は、アスピリンやビタミンEは出血の原因となるため服用しないでください。

8.飲酒・喫煙

  • 1)飲酒および喫煙は、出血・創傷治癒・感染に悪影響を及ぼすため、術後1か月間は禁止です。

9.経過について

  • 1)鼻を強くかむ行為は、術後1か月以降から行ってください。
  • 2)腫れや回復の経過には個人差があり、左右差もあるため、手術直後は鼻が上向きに見えたり、非対称に見えることがあります。
  • 3)眼鏡は手術直後から着用可能です。
  • 4)眉間から鼻筋、鼻先は腫れが比較的ゆっくり引き、最終的な形は約6か月後に安定します。
  • 5)術後、鼻の中が刺激されて鼻水・鼻づまり・軽い出血が起こることがありますが、時間の経過とともに改善します。

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