二重顎の整形とは、顎下のたるみ・脂肪・筋肉のゆるみを外科手術または医療機器によって改善する医療施術の総称です。本記事では手術4種・非手術5種を一覧で比較します。
顎下のもたつきが気になり、ダイエットをしても二重あごが取れずに悩んでいませんか。フェイスラインの印象は、顔全体の若々しさと洗練度を大きく左右する要素とされています。手術と非手術を合わせると選択肢は10種類近くあり、それぞれ適応症・ダウンタイム・効果の出方が異なります。
本記事では、韓国MINE美容外科の形成外科専門医が、手術4種(顎下脂肪吸引・広頚筋形成術・深部脂肪ブロック除去・Reduction Neck Lift)と非手術5種(クールスカルプティング・カルボキシテラピー・RF・HIFU・脂肪溶解注射)を一覧で比較し、タイプ別の選び方とMINE独自の5段階システムまでまとめて解説します。なお、二重あごができる構造的な原因の詳細は二重顎の原因について詳しく[34634]の記事で別途扱っています。本稿は「施術9種の比較・選び方」に絞り込んだ実用ガイドです。
二重顎の整形とは?基本知識
二重顎の整形とは、顎下のたるみ・脂肪・筋肉のゆるみを外科手術または医療機器によって除去・引き締め、すっきりとしたフェイスラインを目指す医療施術の総称です。単なるダイエットでは改善しにくい構造的なもたつきに対し、原因別に最適な方法を組み合わせるのが基本の考え方とされています。
二重あご整形が必要な状態の見極め
正面・横顔で顎下のラインがぼやけて見える、笑った時に首と顎の境目が不明瞭、写真で二重に映る——こうしたサインが続く場合、構造的な問題が背景にある可能性があります。皮下脂肪だけが原因のケースは意外と少なく、筋肉のたるみや深部脂肪、唾液腺の影響が重なって見えることが多いと報告されています。
理想的なフェイスラインの角度(submental-cervical angle 90~105°)
魅力的なsubmental-cervical angle(顎下から首にかけての角度)は90~105°とされ、一般的な平均は110~125°程度と報告されています(Bravo 2018, Clinics in Plastic Surgery 45)。この角度がきれいに出ている状態が、いわゆる「シャープな小顔ライン」の解剖学的な基準と考えられます。なお、当院の独自アプローチであるMINE5段階システムについては、後半の専用セクションで詳しく紹介します。
二重あごができる4つのタイプ
二重あごは1つの要素だけで起きるわけではなく、主に4つのタイプに整理できると言われています。タイプを正しく見極めることが、適切な施術選びの第一歩です。
タイプ①皮下脂肪型
顎下の皮膚直下に脂肪が厚く溜まっているタイプです。指でつまめる厚みがあり、太ると顕著に増え、痩せれば多少は減る傾向があります。脂肪吸引や脂肪溶解注射、クールスカルプティングなどの脂肪減量系の施術と相性が良いとされています。
タイプ②筋肉のたるみ型(広頚筋)
首の前面を覆う広頚筋(プラチスマ)がゆるみ、二本の縦すじ(ネックバンド・七面鳥首)が出るタイプです。脂肪はそれほど多くないのに二重あごに見える方は、このタイプの可能性があります。広頚筋形成術(プラチスマプラスティ)など、筋肉を中央で縛り直す手術が根本対策とされています。
タイプ③深部脂肪・骨格型
広頚筋の下にある深部脂肪が多い、もしくは下顎骨の形状・舌骨の位置などの骨格的要因で二重あごに見えるタイプです。表層の脂肪吸引だけでは取りきれないため、深部脂肪ブロック除去やReduction Neck Liftのような統合的アプローチが検討されます。
タイプ④唾液腺肥大型
顎下の左右にある顎下腺(唾液腺)が肥大し、ふくらんで見えるタイプです。脂肪吸引では改善しないため、唾液腺ボトックスの完全ガイド[35672]で解説しているような唾液腺ボトックス注入が選択肢になります。タイプ別のさらに詳しい診断ポイントは、関連記事[34634]の原因解説を参照してください。
二重あごの手術方法4種を徹底比較
外科手術は、構造的なもたつきを根本から改善したい方や、長期的な持続を希望される方に検討される選択肢です。ここでは、二重あご整形における代表的な手術4種の特徴と適応症を比較します。費用は施術範囲・併用施術によって大きく変動するため、本記事では金額表記を控え、無料カウンセリングにてご案内します。
| 手術名 | 対象タイプ | 切開 | 所要時間 | ダウンタイム目安 |
|---|---|---|---|---|
| ①顎下脂肪吸引 | タイプ① | 顎下5mm前後 | 30~60分 | 1~2週間 |
| ②広頚筋形成術 | タイプ② | 顎下2~3cm | 1~2時間 | 2~3週間 |
| ③深部脂肪ブロック除去 | タイプ②③ | 顎下2~3cm | 1~2時間 | 2~3週間 |
| ④Reduction Neck Lift | タイプ②③④ | 顎下+耳後 | 2~3時間 | 3~4週間 |
①顎下脂肪吸引(リポサクション)
顎下に5mm前後の小さな切開を入れ、カニューレで皮下脂肪を吸引する手術です。顎下脂肪吸引は皮下脂肪細胞そのものを除去するため、原則として再生されにくいとされています(効果には個人差があります)。タイプ①の皮下脂肪型に最も適していると考えられています。施術手順や術後の注意点は二重顎脂肪吸引の詳細手順[34737]を参照してください。
②広頚筋形成術(プラチスマプラスティ・筋肉縛り)
広頚筋形成術は、たるんだ広頚筋の左右を中央で縫合し、ネックバンド(七面鳥首)を改善する手術です。脂肪を取っても改善しないタイプ②に有効とされ、首と顎の境目を再形成する根本的アプローチと位置づけられています。詳細な術式は広頚筋形成術(二重顎筋肉縛り)の詳細[34795]で解説しています。
③筋肉下深部脂肪ブロック除去(submuscular fat block removal)
広頚筋のさらに下にある深部脂肪を、ブロック状に丁寧に取り除く手術です。表層からの脂肪吸引では届かない領域のため、深いsubmental fullness(顎下のふくらみ)を改善したいケースで検討されます。
④Reduction Neck Lift(統合手術)
Bravo 2018(Clinics in Plastic Surgery 45)は、深部脂肪・広頚筋・唾液腺の処理を伴うReduction Neck Liftが、submental fullnessの深い症例で有効と報告しています。複数の層を同時に処理する統合手術のため、一度の施術で広範な改善が期待できますが、その分ダウンタイムは長めとされます。学術的な背景はJSAPS(日本美容外科学会)の公開資料でも関連情報が参照できます。
非手術で取る方法5種を比較
ダウンタイムを最小限に抑えたい方や、軽度~中等度のもたつきが対象の方には、非手術系の選択肢が検討されます。複数回の継続が前提となる施術が多く、効果の発現はゆるやかな傾向があります。
| 非手術名 | 対象タイプ | 1回の所要 | 必要回数の目安 | ダウンタイム |
|---|---|---|---|---|
| ①クールスカルプティング | タイプ① | 35~60分 | 1~2回 | ほぼなし |
| ②カルボキシテラピー | タイプ① | 15~30分 | 5~10回 | ほぼなし |
| ③RF(高周波) | タイプ①② | 30~60分 | 1~3回 | 数日 |
| ④HIFU | タイプ② | 30~60分 | 1~2回 | ほぼなし |
| ⑤脂肪溶解注射 | タイプ① | 10~20分 | 3~5回 | 数日 |
①クールスカルプティング(Zeltiq脂肪冷却)
クールスカルプティングは皮下脂肪を約-11℃まで冷却し、脂肪細胞をアポトーシス(自然分解)に導く非侵襲施術とされています。皮下脂肪が比較的厚いタイプ①の方に向くと考えられます。
②カルボキシテラピー(炭酸ガス注入)
顎下の皮下組織に医療用の炭酸ガスを注入し、血流促進と局所的な脂肪代謝の活性化を狙う施術です。複数回の継続で徐々に変化を実感する方が多いとされ、ダウンタイムはほぼないと言われています。
③高周波(RF・スキニーRF)
高周波エネルギーで皮下のコラーゲン層に熱刺激を与え、引き締めをはかる施術です。皮膚のタイトニング効果が期待され、軽度のたるみと脂肪の混合型に向くと考えられます。
④HIFU(高密度焦点式超音波)
HIFUは皮下深層からSMAS層に焦点を絞った超音波エネルギーを照射し、リフトアップ効果を狙う施術です。広頚筋のごく軽いゆるみに向くケースがあるとされます。
⑤脂肪溶解注射(インジェクション・リポリシス)
脂肪溶解注射は通常2~4週間隔で複数回(平均3~5回)受けることで、段階的な改善が期待できるとされています(効果には個人差があります)。短時間で受けられる手軽さから、お忙しい方にも選ばれています。
手術vs非手術:あなたに合う方法の選び方
ダウンタイムを最小限にしたい方は非手術系、根本的な除去・長期的な持続を希望する方は手術系が向いていると考えられます(個人差があります)。タイプ別の適応を整理すると次のようになります。
タイプ別おすすめマトリクス
- タイプ①(皮下脂肪):顎下脂肪吸引/クールスカルプティング/脂肪溶解注射
- タイプ②(筋肉たるみ):広頚筋形成術/HIFU
- タイプ③(深部脂肪・骨格):深部脂肪ブロック除去/Reduction Neck Lift
- タイプ④(唾液腺肥大):唾液腺ボトックス[35672]
ダウンタイム別の選択肢
翌日からの社会復帰を優先する場合は非手術系を、長期休暇を確保できる場合は手術系を選ぶ方が多い傾向にあります。自分のタイプを客観的に確かめたい方は、ご自分のタイプを自己診断でチェック[34645]の記事で簡易セルフチェックを行ってから来院されると、カウンセリングがスムーズです。
予算感の考え方(金額非明示)
費用は施術内容・併用施術・症例の難易度によって幅があるため、具体的な金額は本記事では掲載していません。総額の目安は無料カウンセリングにて、適応症の評価とあわせてご案内しています。
MINE独自の二重あご5段階システム
MINE美容外科では、二重顎の整形において「どの層に・どのタイプの脂肪や筋肉が・どの程度の量で」存在しているかを評価し、5段階のステップで処理する独自のアプローチを採用しています。深さの異なる組織に対して、それぞれ最適なテクニックを使い分ける統合的な方法論です。
STEP1 皮下脂肪の吸引
最初に表層の皮下脂肪を細いカニューレで丁寧に吸引し、フェイスラインの輪郭を整えます。タイプ①の方は、ここで仕上がりの大部分が決まるケースもあります。
STEP2 筋層・骨際の脂肪粒精密除去
広頚筋の表層に張り付くように残る小さな脂肪粒や、下顎骨の縁に沿った脂肪を、視認しながら精密に取り除きます。表層吸引だけでは凹凸が残るケースの仕上げ工程です。
STEP3 頚部筋間の線維化脂肪を最小切開で除去
長年のもたつきで線維化した深部の脂肪は、通常の吸引では取りきれません。最小切開からアプローチし、固くなった脂肪組織を分離して除去します。
STEP4 たるみ筋肉の縛り+皮膚タイトニング
広頚筋がゆるんでネックバンドが出ている方には、左右の筋肉を中央で縫合し、皮膚のタイトニングを併用します。ここまで対応することで、首と顎の境目がはっきりと再形成されます。
STEP5 筋肉下脂肪ブロック除去
最終工程として、広頚筋の下に残る深部脂肪ブロックを除去します。submental fullnessが深い症例で重要な工程で、Reduction Neck Liftの概念とも重なる領域です。担当はイ・ソンウク院長で、適応の見極めから術後フォローまで一貫対応しています。
ダウンタイム・回復期間の目安
回復スケジュールを事前に把握しておくと、休暇取得や仕事復帰の段取りが立てやすくなります。以下は一般的な目安で、個人差があります。
- 初期(1~2週間):腫れ・内出血・圧迫バンテージの着用が中心です。顔の下半分に重さを感じる時期です。
- 中期(2~4週間):腫れが大きく引き、日常生活への復帰目安です。メイクで覆える程度の内出血が残ることがあります。
- 完全回復(1~3ヶ月):組織の馴染みが進み、最終的なフェイスラインが現れる時期です。
顎下脂肪吸引のダウンタイムは、初期の腫れ・内出血が1~2週間、日常生活への復帰目安が2~4週間、最終的な完全回復は1~3ヶ月とされています(個人差があります)。施術別のさらに細かなタイムラインは、関連記事[34795]の回復セクションでも詳述しています。
二重あご整形に関するよくあるご質問
Q1. どのような方法がありますか?
手術4種(顎下脂肪吸引・広頚筋形成術・深部脂肪ブロック除去・Reduction Neck Lift)と、非手術5種(クールスカルプティング・カルボキシテラピー・RF・HIFU・脂肪溶解注射)に大別されます。原因タイプによって適した方法が異なるため、まずはタイプ分類が重要とされています。
Q2. どのくらいで効果を実感できますか?
手術系は腫れが引く2~4週後から徐々に変化を実感し、最終的な仕上がりは1~3ヶ月で安定するケースが多いとされています。非手術系は2~3回目以降から段階的な変化を感じる方が多く、いずれも個人差があります。
Q3. ダウンタイムはどれくらいですか?
顎下脂肪吸引は初期1~2週間、日常復帰の目安は2~4週間です。広頚筋形成術や深部脂肪ブロック除去はそれよりやや長めです。HIFU・脂肪溶解注射などの非手術系はほぼなし~数日程度が一般的とされています。
Q4. なぜダイエットしても二重あごが取れないのですか?
皮下脂肪以外に、広頚筋のゆるみ・深部脂肪・唾液腺肥大が複合的に関与している場合があり、体重減少だけでは構造的なもたつきまでは改善しないことがあるためとされています。タイプの見極めが重要です。
Q5. 費用はどれくらいかかりますか?
施術の種類・範囲・併用施術によって異なるため、本記事では具体的な金額は掲載していません。無料カウンセリングにて、適応症の評価とあわせて詳細をご案内しています。
MINE美容外科の無料カウンセリングについて
二重あごの根本改善は、タイプの正確な評価から始まります。MINE美容外科では、形成外科専門医による無料カウンセリングを承っており、日本語スタッフが通訳・コーディネートまで一貫対応しています。
- 電話:+82-2-516-1175
- LINE公式:日本語スタッフ対応
- メール相談:画像添付による事前相談も可能
効果には個人差があります。適応症の有無は、対面または画像でのカウンセリングで事前にご確認ください。
※ 本コンテンツは情報提供のみを目的としており、医療上の診断や治療に代わるものではありません。施術結果には個人差があり、副作用が生じる可能性があります。詳しくは専門医にご相談ください。



